合コンのお誘い
相変わらず忙しい毎日を過ごしている中、友達から合コンに誘われました。
ちょうど仕事が一段楽した中で受けた電話でそのように言われ、たまたまその日は開いていたのでオッケーしました。正直Webディレクターの仕事をやっていると考えることがたくさんあって、必然的にそんな暇がないっていうところがあるのですが、やっぱり少しくらいは女の子と話がしたいし、あわよくば彼女が欲しいっていうのもありました。
そんなわけで当日は思い切りおしゃれをして合コンに出かけました。人数は私を含めて8人の男4人の女4人です。彼女は欲しいですが、特に高望みはしていません。なんと言っても話を聞いてくれる女の子がいたらいいなって言うのが頭にありました。
待ち合わせ場所に行って友達と合流してから合コンの行われる予定の居酒屋に行きました。行く途中には友達と色んな話をしたのですが、その中で今回はかわいい子がいるから楽しみにしておいてくれといわれたときはちょっとドキッとしました。別にそんなつもりはなくても意識してしまっている自分がいるからです。それに、実はかわいい子に対しては仕事柄ほとんど免疫がないのでそれが緊張を呼んでしまったのかもしれません。
心の高鳴り
合コンの行われる居酒屋に到着すると、すでにメンバーが全て揃っていました。その中には一際かわいい女の子がいて、「これはいくしかない!」って心の中で一瞬で思ってしまいました。Webディレクターの仕事をしているときよりも心臓が高鳴るのを覚えてしまいました。
しかし、そんな私の思いとは裏腹に、その子とは席が離れてしまった上に最初に来ていた男性と仲よさそうに喋っているんです、もしかしてもう出来上がっているのか?と思ってしまい、開始から5分もたたずに諦めモードに入ってしまいました。ただ、そんなことばかりを考えていても仕方がないので、目の前にいた女の子と話をすることにしました。
自己紹介から始まって、たわいもない世間話などをする中で何の仕事をしているのか聞かれたので、まずはその子に何をしているのかを聞いたら看護師をやっているということでした。思ったのは王道だなっていうことと、もしかしたら自分の仕事を言ったら地味な仕事だって思われるかもしれないと思いました。しかし、嘘をついても仕方ないって思ったので素直にWebディレクターと答えました。
そうしたら、以外にもかっこいいし興味があるって言ってもらえました。実はWebディレクターの仕事をやっているといってかっこいいと言われたことはありませんでしたし、興味を持ってもらうこともなかったので物凄く新鮮な気持ちになれました。その一言で緊張が解けたのか、食事はおいしいし女の子との会話も楽しいと最高の合コンになりました。
結局その後居酒屋で2次会もなく解散しましたし、誰かと進展があったということはありませんでしたが、何よりもWebディレクターの仕事がかっこいいといってもらえたことは自分にとっては本当に嬉しいことでしたし、今後も頑張ろうという気持ちにさせてもらうことが出来たのでとってもよかったと思いました。