【犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい】レビュー

「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」のあらすじ

「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」は、松本家で飼われている犬と猫についての物語です。
わんこは「犬くん」と呼ばれ、にゃんこは「猫さま」と呼ばれていて、犬と猫という種類の違いだけでなく、性格も毎日の生活ルーティンも全く違う二匹が人間の家族とどのように時間を過ごしていくかが描かれています。
リアルな一般家庭でのペットの様子がほのぼのとした雰囲気でアニメ化されていて、癒しを与えてくれる作品です。

「犬くん」は朗らかでテンションが高くて、人といつも一緒にいて遊んでほしいという性格の持ち主です。
一方で、「猫さま」は時に暴力的になり、ちょっと上から、そして斜めからの目線で人間や「犬くん」を見ています。
二匹の正確と行動の違いをいろいろな日常を切り取って見せてくれるので、最後まで優しい笑顔になれる作品です。

たとえば、人間に構ってほしい時の対応の違いは明らかで、誰もが納得できるものです。
「犬くん」はお父さんに手をかけたり、鼻を押し付けたりして、一緒に遊んでほしい、触ってほしいというアピールを素直にしていきます。
しかし「猫さま」は、机の上に置いてあったインクを倒してこぼして、自分に注意を向けようとします。
このどちらもかわいく見えて、まるで自分が犬や猫を飼っていて、自分に愛情と関心を示してくれていると感じさせてくれるようなアニメとなっています。

「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」という作品について

「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」は、アニメとして2020年10月に公開されています。
もともとはエッセイ漫画として販売されているものでしたが、人気が高まりアニメ化されたという流れです。

原作は松本ひで吉で、独特のコミカルでほのぼのとさせるタッチの絵を描いています。
監督は岸誠二で、原作の雰囲気を上手に生かしながらも、アニメならではの動きや観る人をその世界に入り込ませる表現を実現しています。
声優には人気の花澤香菜や杉田智和、大橋彩香などが参加していて、他のアニメとは異なる癒しの音声を作っています。
エッセイアニメというジャンルですので、誰もが入り込んでいける作品でほっこりとした気持ちにさせてくれること間違いなしです。

世間には犬派と猫派という二つのグループで分ける向きもありますが、この作品はどちらの魅力も見せてくれて、それぞれが人に癒しを与えてくれるというのが良く分かります。
また、単にかわいさだけを強調するのではなく、ペットを飼うことの人間の大変さがあったり、ずっと大事に育ててきたペットの死に向き合わなくてはいけないといったりすることも取り上げています。
もちろん、悲しい雰囲気で終わらせるのではなくあくまでも癒しを与えてくれるものですので、安心して最後まで観られます。

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