質問に対して簡潔に分かりやすく答えるべき
社内でのコミュニケーションが上手くなるためには、まずは相手の人からの質問への答え方に気をつける必要があります。
多くの人は最初から結論を伝えず、だらだらと話してしまいがちです。
そしてひと通り話し終えたのに結局何が言いたいのかが分からないと、相手は困ってしまいます。
そのため聞かれたことについては、簡潔にさっと結論を伝える必要があります。
例えば「少し前に頼んでおいた、あの件はどうなった?」と聞かれた場合、「今進めている途中です」とまずは伝えましょう。
このように結論を先に伝えることで、相手はその仕事が終わったのか、まだ途中なのかを知ることができます。
そしてそのあとに、「今はクライアントと詳細を詰めていまして、来週の月曜日に改めてミーティングをする予定です」のように詳細を答えれば、相手は納得してくれます。
このようにやみくみに話すのではなく順番を考えて伝えることで、相手のあなたに対する印象は大きく変わります。
意識ひとつで変えられることもあるので、ぜひ意識してみてください。
こまめに報告・連絡・相談をするべき
社内でのコミュニケーションを円滑にするには、基本ですが「報連相」をしっかりするべきです。
報連相とは、報告・連絡・相談のことです。
これは社会人として最初の頃に教えてもらうことかもしれませんが、意外に多くの人ができていません。
つい忙しいために連絡が後回しになってしまったり、結果が言いにくいため報告をせずにそのままにしてしまうことがあったりします。
しかしこうしたことをしていると、「周りの人から何をしているか分からない人」になってしまいます。
するとあなたに任される仕事は減るようになりますし、報告が遅いと怒られてしまうこともあるかもしれません。
こうした事態を避けるには、自分から報告や連絡、相談を積極的にするべきです。
聞かれる前に率先してしていると、周りの人から「あの人はとても行動力がある」「てきぱき仕事をしている」と思ってもらえるようになります。
実践での練習が必要
社内でのコミュニケーションテクニックを理解したら、実践に取り入れて練習する必要があります。
テクニックを知っても実際に使いこなせなければ意味がなく、練習しないと自分のものになりません。
しばらくはあまり上手くいかないかもしれませんが、少しずつ慣れてくるはずです。
そして特に意識せずに分かりやすい返答や報連相ができるようになると、社内でのあなたの評価はとても上がるはずです。
コミュニケーションを制する者はビジネスを制する、というのは言いすぎかもしれませんが、それくらいの価値があることです。
ぜひ日頃から意識してみてください。
僕も頑張ろうと思います。