よいWEBデザインとはいったいなにか?
WEBサイトを作るのであれば、できるだけデザイン性にも優れているページにしたいと思うものです。
しかし、そもそもよいWEBデザインとはなにか?ということを理解していないと、ユーザーからの評価を受けられない可能性があります。
多くの場合、デザインというとおしゃれ、きれい、かっこいいといった、何となく見た目の感覚で判断する傾向があります。
もちろん、こうしたことも大事なのですが、抽象的で感覚に頼ったデザインのイメージを求めていると失敗することが多いです。
あいまいな意識ではなくWEBデザインの良さとは何かを定義した上で、それを活かしたサイト作りをすべきということです。
そもそもサイトは目的を持って作られます。
たとえば、サイトに集客して物品を販売する、企業やブランドの知名度を上げる、採用活動をするといったものです。
こうしたそれぞれに異なる目的を意識して、その目的を達成できるような機能を持たせたデザインをするのが、よいWEBデザインなのです。
デザインは目的の設定が大切
このように、よいWEBデザインとは目的の設定が大事であることが分かります。
こうしたことから、サイトを作る際には、まずサイトの成果や目的がなんなのかを見極める必要があります。
さらに、ターゲットは誰なのかということも明確にしておきます。
サイトを作る目的がどんなものであれ、必ず特定の層のユーザーをメインとして発信をします。
そのターゲットが分かれば、デザインの方向性も絞り込まれて行きます。
そして、具体的に何をサイトを通して提供するのかも明確にします。
商品の説明なのか、ブランドの魅力を上げるためのイメージなのか、趣味のブログのように好きなことを発信する場なのかといった具合です。
こうした要素を明確にすることによって、軸となる目的とその達成のために関連するポイントが見えてくるのです。
その上で、目的に沿ったデザイン構成を考えていきます。
たとえば、ブランディングサイトであれば、イメージを強調するためテキストは少なくしてビジュアル重視の傾向が強くなります。
イメージ画像や動画を上の方に配置して、下部にブランドや商品についての説明を加えるようにします。
一方でブログの場合は、ユーザーが知りたい情報にいかにして早くたどり着けるかが肝心です。
そこで、それぞれの記事のサムネイルをすぐ見られるようにしたり、検索窓を上部に配置したりします。
また、おすすめの最新記事を目につくところに置いて、すぐにアクセスできるようにすることもあるでしょう。
このようにWEBデザインを決める際には、目的の設定をした後、それぞれに合った構成を機能的にすることが重要な点となります。
こうすることによって、ユーザーが求めている情報を的確に伝えられるからです。