日本の三大チャイナタウンの一つ南京町を語る

肉まん
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日本三大チャイナタウンの一つ

神戸を代表する賑やかなチャイナタウンとして有名なのが南京町です。
南京町は正式な地名ではなく、神戸市中央区にある元町通から栄町通にかけて存在する商店街が登録商標をしている名称で、このエリアに属している商店街をさします。

約100の店舗数が存在しており、様々な商品を販売しています。 南京町が発展した歴史は、神戸港が開港した頃からはじまっています。
神戸港が開港した当時は外国人向けの居住地が存在していましたが、当時の清国と通商条約を締結していなかったため居住地に華僑(中国からやってきた人)は住めなかったため、西隣に住むようになったのが現在の南京町の始まりだったそうです。

その後、第二次世界大戦時に発生した空襲の影響で南京町の界隈は全焼して焼け野原に化します。
戦後には歓楽街として復興をしましたが、1970年代まで現在のような活気のある場所ではなくて道路の舗装もされないような場所でした。
1980年代に入ってから環境整備が積極的に行われるようになって、現在の観光地化が進められました。 新たに出店する中華料理店なども増えたことで、活気ある商店街へと変貌を遂げています。

参考:http://www.nankinmachi.or.jp/index.html

観光情報

南京町ではお買い物を楽しむだけでなく、チャイナタウンの雰囲気を感じさせる建造物にも着目してください。
西側の入り口にあるのが西安門で、中国の歴史で一番商業が栄えた北宋時代に建築された門をモデルにして作られたものです。 南側の入り口には海榮門があり、豪華絢爛な龍や鳳凰の彫刻が飾られています。
東側の入り口にある長安門は、夜になるとライトアップされてとても素晴らしい景観を楽しめます。

南京町広場にあるあづまやでは天井に描かれている迫力のある龍をご覧ください。
チャイナタウンに相応しい、季節ごとのイベントも開催されています。 南京町で最も大きなイベントになるのが春節祭です。
旧暦の元日に合わせて行われるイベントですが、毎年旧暦の元日が変わるためはっきりとした日程については前年の10月頃にわかります。
開催期間は1月中旬から2月中旬になっていますので、この間はいつでもお越しいただけるように準備をしておくと良いでしょう。

他にも旧暦8月15日に開催される中秋節、神戸ルミナリエの開催前日からクリスマスにかけて開催されるランターンフェア、3月の日曜、祝日に開催される興隆春風祭などがあります。
これらのイベント開催に合わせて訪れると、思い切りチャイナタウンの魅力を楽しんでいただけます。

南京町へのアクセスは、元町駅から徒歩5分、旧居留地・大丸前駅からは徒歩2分の距離にあります。
自動車を利用する場合には南京町の中は車両通行が禁止されていますので、メリケンパーク駐車場を利用すると便利です。

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